代表で奥田さん(大棚小1年)を表彰 防犯うちわポスターコン 奄美大島防犯団体連絡協議会

2023年10月12日

子ども・教育

小学校低学年の部金賞を受賞し、代表で賞状を受け取った大棚小1年の奥田真衣さん(前列右)=11日、奄美市名瀬

奄美大島防犯団体連絡協議会(会長・安田壮平奄美市長)主催の「防犯うちわポスターコンクール」の表彰式が11日、奄美市役所であった。受賞者を代表して小学校低学年の部金賞の奥田真衣さん(大和村立大棚小1年)が安田会長から賞状と記念品を受け取った。

 

コンクールは同協議会と奄美署が連携し、10月11~20日の全国地域安全運動の一環として昨年から実施。うそ電話詐欺の被害防止など防犯に関する作品を対象とし、夏休み前に募集を始めた。

 

同協議会管内(奄美市、龍郷町、大和村)の小中学校と高校(美術部)の児童生徒から194点の応募があり、9月末に金賞4点、銀賞4点、銅賞8点が決まった。

 

式では安田会長が奥田さんに賞状を手渡し「素晴らしく、素敵な作品を描いてくれました。大棚の豊かな自然で育んだ感性を生かして、これからも多くの人を幸せにして」と語り掛けた。

 

奥田さんは「緊張した」とはにかみながらも「(受賞して)うれしかった。作品は何度も描き直して、好きな色を選んで塗った」と話した。

 

受賞作品は奄美市名瀬のイオンプラザ大島店の階段踊り場で20日まで展示されている。

 

奄美署管内では今年9月に2件の詐欺被害が発生し、多額の被害が出ている。同署は「何かおかしいなと思ったらすぐに詐欺を疑って、家族や周りの人に相談して」と呼び掛けている。